今まで使っていた腕時計が古くなってきたから新調しようと考えているけれど、どんな腕時計を選べばいいのか分からず、結局古い時計を我慢して使っている…。
そんな悩みを抱えていらっしゃる高齢者向けに、時計を選ぶ際に見ておきたいポイントとおすすめの時計をご紹介したいと思います。

腕時計の素材の軽さ、強度、時間合わせの頻度の3つのポイントに分けて解説していますので、腕時計選びの参考にしていただければと思います。

高齢者が腕時計を選ぶ際に見ておきたいポイント(1):素材の軽さ

メガネ、ネックレス、指輪、ブレスレッドなど、身体に身につけるアイテムの中で腕時計は重く、高齢者にとって身体に負担がかかりやすくなっています。
腕時計は外出時や仕事の時はずっと身につけていることが多いので、できるだけ軽く身体に負担をかけないものを選びましょう。

腕時計の平均的な重さはだいたい100〜200gですが、長時間装着していると体が疲れてくるとだんだん重さを強く感じるようになってきます。
高齢になると腕時計の重さが特に気になってきますので、軽い素材を使った腕時計を選ぶことをおすすめします。

どれくらいの重さから腕時計が重たいと感じるかは個人差がありますが、一般的に重さ200g前後の腕時計から重たいと感じる方が多いと言われています。
ある程度重量感がある方が好みという方もいらっしゃると思いますが、長時間つけていることでだんだん重たく感じてきますので、お店で腕時計を試着する際は、長時間装着することをふまえて重さを確かめるようにしましょう。

では、どんな素材が軽くて疲れにくいのか? 腕時計に使われている素材の中では、チタンが軽量な部類に入ります。
チタンは鉄と比較すると約40%軽量で、強度も備えています。
軽量、かつ頑丈という腕時計の素材としては理想的な条件を備えた素材なので、軽量で壊れにくい腕時計をお探しの方におすすめです。

また、チタンは金属アレルギーが起こりにくい素材なので、金属アレルギーの方も安心して身につけることができます。
ステンレスも金属アレルギーが起こりにくい素材ですが、チタンよりも重たい素材であるため、金属アレルギーになりにくく、かつ軽さも重視したい方にはチタン製の腕時計が向いています。
 

高齢者が腕時計を選ぶ際に見ておきたいポイント(2):強度の高い腕時計

腕時計を購入するなら、頑丈で長持ちする腕時計を選びたいですよね。
強度は傷のつきにくさ、割れにくさ、壊れにくさなどいくつかポイントがあります。

強度が高い腕時計の素材としては、先ほど軽量かつ頑丈な素材として紹介したチタンが挙げられます。
特にダイヤシールド付きのチタンモデルは表面に硬いコーティングを施しているため、傷がつくにくくなっています。

純チタンは強度が高いですが、ステンレスよりも傷つきやすいので、純チタンだと強度の面ではステンレスの方が優れています。
ブライトチタンは純チタンの約1.5倍もの硬度を持っています。チタン製で強度の高い腕時計をお求めになるのでしたら、ブライトチタンモデルの腕時計を検討されてはいかがでしょうか。

ステンレスやブライトチタン以上に強度が高いのはセラミックです。
セラミックはスペースシャトルの外板につかわれているほど強度が高い素材で、セラミック製の腕時計もあります。

腕時計は金属部分だけでなく、ガラス部分の強度も重要です。
腕時計のガラスに傷がついてしまうと時刻が見えにくくなり、見栄えも悪くなってしまいますので、強度が高いガラスを使用している腕時計を選ぶようにしましょう。

腕時計のガラスは、サファイアガラス、クリスタルガラス、ミネラルガラス、アクリルガラスなどがあります。

この中でもっとも強度が高いのはサファイアガラス(人工的に作られたサファイア)で、傷がつきにくいとされています。

サファイアガラスに次いで強度が高いとされるのは、クリスタルガラスやミネラルガラスです。
クリスタルガラスやミネラルガラスは強度を高めて作られていますが、サファイアガラスよりも強度が低く、強い衝撃が加わるとガラスが割れてしまうことがあるので注意しましょう。

アクリルガラス(別名:プラスティック風防)の強度は低いですが、軽い傷ならば磨くことで傷を目立たなくすることができますし、割れても欠片が飛び散りにくいため、安全性が高いことが特徴です。
つまずいて転んでしまった時に腕時計のガラスが割れ、鋭利な欠片でケガをしてしまう可能性を考えると、ガラスの欠片が飛び散りにくいにくいアクリルガラス、または強度が高く割れにくいサファイアガラスを採用した腕時計が安全です。

ガラスの強度は傷のつきにくさだけでなく安全性にも影響するので、ガラスの強度も腕時計を選ぶ上でチェックしておきたいポイントです。
 

高齢者が腕時計を選ぶ際に見ておきたいポイント(3):時間合わせの頻度

腕時計は徐々に時間がずれていくため、定期的に時間合わせをする必要があります。
高齢になると細かい作業がしにくくなると思いますので、なるべく時間がずれにくい時計を選ばれることをおすすめします。

腕時計のムーブメント(時計の動力機構部分)は大きく分けると機械式とクォーツ式が2種類があり、どちらのムーブメントを採用しているかによって時間のずれる頻度が大きく違ってきます。

機械式は手巻き式と自動巻きがあり、手巻き式は自分でぜんまいを巻き上げて時間を合わせる必要があります。
置いておくと止まってしまうため、毎日時間合わせをしなければなりません。

自動巻きは別名オートマティックとも呼ばれており、構造的には手巻き式と同じくぜんまいを巻き上げて時間合わせをするのですが、時計を装着した際に腕の動きに合わせて内部にあるローターが回転し、自動でぜんまいが巻き上げられる仕組みになっています。
自動巻きも置いたままにしておくと止まってしまいますが、装着していれば自動でぜんまいが巻き上げられるので、手巻き式よりも時間合わせの手間がかかりません。

 

クォーツは日本語に訳すと「水晶」という意味で、水晶振動を用いた時計をクォーツ時計と呼びます。 水晶は周波数が安定しているため、水晶振動によって正確に時を刻むことができます。
1ヶ月で数秒程度しかずれが生じないため、機械式腕時計よりも時間合わせの手間がかかりません。

クォーツ式時計は電池で動くため、電池切れしない限り置いておいても止まることはありません。
機械式腕時計よりも時間がずれにくく、しかも価格が安いので、時間合わせの手間が少なく価格がリーズナブルな腕時計をお求めでしたら、クォーツ式腕時計がおすすめです。

【番外編】記念品として

特別な記念の場合は、究極の逸品を贈ってみてはいかがでしょうか。
熟練の時計職人が、手作りで1本1本仕上げたこだわりを感じられる時計を贈ることで、
永遠に色あせない特別な記念日になるでしょう。