腕時計の寿命は価格帯やご使用方法、メンテナンス方法などにより大きく差がでます。
ここでは電池交換やベルト交換など腕時計を長持ちさせるためのポイントをご紹介します。

始めに時計には電池交換が必要なクォーツ式時計と、ゼンマイで動く機械式時計があり、それぞれの寿命と長持ちさせるポイントについて書きたいと思います。

クォーツ時計の場合

電池で動いているため電池が切れると電池交換が必要になってきます。
電池の寿命は様々で一般的には2年~5年程になっております。
また電化製品と同じく、時計の機械(ムーブメント)にも寿命があります。
機械(ムーブメント)の寿命は表記されいないことが多く、それは使用環境や個体差で大きく変わってくるからです。

クォーツ時計を長くご使用いただくための基本的な注意点をここでは3点取り上げてみます。

1、電池が切れたら電池交換する

当たり前のことに思われると思いますが、「電池交換に行く時間がない」「めんどうだ」「使ってないからいいや」と言った理由などで、電池交換をせずに止まった状態でそのまま放置されている場合が多いです。

電池が切れたまま置いておくと機械内部に不具合が生じる場合があり、いざご使用される時に電池交換しても「動かない」「時間がくるう」など修理が必要になってくる可能性があります。
電池が切れたら早めに電池交換をするようにしましょう。

2、磁気を発する電化製品の近くに置かない

出典:電子レンジ / sqm

磁気を発する電化製品の近くに時計を置いておくと、磁気の影響により時間がくるってしまうことがあります。
時間を合わせ直すと正常に使用できることもありますが、強い磁気を受けると時計内部にまで磁気が残ってしまい正常に時間が合わなくなることがあります。
磁気を発するものとして、「電子レンジ」「パソコン」「携帯電話」「HV車のエンジン」「バックの金属の留め具」などがあります。

3、高温多湿を避ける

出典:朝風呂 / HIRAOKA,Yasunobu

クォーツ時計は精密機器になりますので、高温多湿の場所は避けるようにしましょう。
「夏に車の中に放置する」「サウナ、お風呂での使用」など時計が高温になると機械が壊れてしまうことがあります。
また防水性能を備えた時計もありますが、「プール」「海」「手洗い」など時計内部に水が浸入することもあるので、出来るだけ時計を外すようにしましょう。

機械式時計の場合

クォーツ時計とは違い電池交換の必要がありません。
しかし、だからと言ってそのまま使い続けると部品の磨耗やオイルの劣化などにより、「止まり」「時間のくるい」が発生するため4年に1度は分解掃除(オーバーホール)に出すようにしましょう。

機械式時計は価格帯にもよりますがオーバーホールをすることにより20年、30年と使い続けることが可能になってきます。

ご使用後の日常のケアについて

雨や汗などの水分、垢などの汚れはサビや腐食の原因になりますので、使用後はベルトやケースの裏などの水分や汚れを拭き取り風通しの良い場所に置くようにしましょう。
特に革ベルトは水分には弱いので気をつけましょう。
また劣化などの原因でベルトが壊れ時計が落下してしまうこともありますので、傷みが目立ち始めたらベルト交換を依頼することをお勧めします。

最後に

腕時計は精密機械になるので、「当たり」「はずれ」など個体差もありますが、使い方次第で寿命が大きく変わってきます。
大切な時計を末永くご使用いただくためにも日頃から、以上のポイントに注意するように心がけましょう。