腕時計の電池の寿命はどのくらい?寿命を伸ばすための保管方法もご紹介!

 

腕時計本舗の編集長の前下です!

今やたくさんの人々の生活の中で欠かすことのできないクォーツ時計。

電池で稼働するためメンテナンスの手間がかからず重宝されていますが、電池の寿命を保たせつつ、大切に使うための方法をご存知でしょうか?

実は、私たちの身の回りには腕時計の電池の寿命を縮めてしまう原因が潜んでいるため、より長く使用するためにはちょっとした対策が必要なのです!

そこで、今回は腕時計の電池の一般的な寿命や、寿命を縮めてしまう要因、より長く大切に使うためのポイントについて解説します!

クォーツ時計のみならず機械式時計についても言及していきますので、腕時計の電池の寿命についてお悩みの方も、腕時計を長く大切に使いたい方も、ぜひ参考にしてくださいね。

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腕時計の電池の寿命


腕時計の寿命についてまとめました!

クォーツ時計で使用される電池には寿命がありますが、腕時計の種類により寿命の長さが異なります!

そこで、クォーツ式時計の種類ごとに電池の寿命の目安をまとめましたのでご覧ください!

クオーツ式時計の電池の寿命

クォーツ時計の電池の寿命を左右する要因に、電池の種類や腕時計の機能があります!

電池の種類には、酸化銀電池とリチウム電池の2種類があります!

酸化銀電池は1.55Vで一般的なクォーツ時計に使用され、リチウム電池は3Vでタイマーやカレンダー機能などがある多機能なクォーツ時計に使われているのです。

腕時計の機能別では、3針タイプは2針タイプと比較すると時間針・分針に加え秒針を動かす分電池の消耗が早まり、酸化銀電池は2〜3年、リチウム電池は5〜10年が目安です。

年々ムーブメントが進化しているため、比較的新しい時代のクォーツ時計は電池が長持ちしやすいといわれていますよ!

一方で、時針と分針の2針タイプのクォーツ時計は、秒針の動きがない分電池の消耗が抑えられ酸化銀電池でも2〜5年が目安です。

多機能なクォーツ時計は、ストップウォッチ機能付きのクロノグラフの場合は秒針で計測するため電池を消耗が激しいですが、デジタル式の場合はリチウム電池が使用されているので3〜5年ほど使用できますよ!

クォーツ時計の電池の寿命を伸ばす方法

クォーツ時計の電池の寿命を伸ばす方法を3つ紹介します。

  • 電池が切れたら電池交換する
  • 磁気を発する電化製品の近くに置かない
  • 高温多湿を避ける


より安全に使用・管理する方法をシンプルにまとめました。
腕時計初心者の方にも分かりやすい様に解説していますので、ぜひご覧ください!

1、電池が切れたら電池交換する

電池が切れたらなるべく早めに電池交換することで、腕時計の寿命を伸ばすことができます。

電池が切れたまま放置していると、残った微小電流が腕時計へ流れ続けることで液漏れを招き、腕時計の寿命にも影響を及ぼします。

もし電池の液漏れにより腕時計のムーブメントや文字盤が錆びてしまうと、そのままでは使えなくなるので分解掃除などの修理が必要です。

もし電池の寿命がきたら、腕時計が動いているかどうかに関わらず電池交換をしておくと安心ですね。

また、長期間使用しない場合には、電池を抜いて保管しておくと良いでしょう。

2、磁気を発する電化製品の近くに置かない

出典:電子レンジ / sqm

腕時計は、電子レンジやテレビなどの磁気を発する電化製品の近くには置かないようにしましょう。

電化製品に近づけると、腕時計が時期を帯びる「磁気帯び」の状態になります。

クォーツ時計が磁気を帯びると、部品1つ1つが磁石のようにくっつき正常に作動しなくなってしまうのです。

突然動きが止まってしまったり、時間が遅れたり早まったりした場合には磁気帯びが生じている可能性があるため、時計屋さんやメーカーによる修理が必要かもしれません。

パソコンやスマホなども磁気を発するため、自宅でも外出先でも腕時計はなるべく電化製品には近づけないことで腕時計の電池の寿命を守ることができます。

3、高温多湿を避ける

出典:朝風呂 / HIRAOKA,Yasunobu

クォーツ時計を高温多湿な環境におくのは避けるようにしましょう。

寒暖差により、クォーツ時計のムーブメントの金属部品が伸びたり縮んだりして変形し、さらにそのまま動き続けることで余計に故障を招き寿命を縮める原因になるのです。

湿気はクォーツ時計の金属部品のさびや腐食を引き起こすため、例えばお風呂やシャワーなどの湿気が多い場所での使用は避ける様にしましょう。

腕時計の寿命を守るためには、温度差や湿気の少ない場所で使用し、家での保管場所も同様に注意するようにしましょうね。

腕時計下取り

機械式時計の寿命を伸ばす方法

機械式時計はクォーツ時計よりも繊細な一面がありますが、適切な方法で使用することで時計自体の寿命を気にせずにずっと使い続けることができます。

寿命を縮めないポイントとして、まずはクォーツ時計と同じ様に磁気と高温多湿を避けるようにします。

機械式時計はクォーツ時計よりも金属の部品が多く使われているので、より磁気の影響を受けやすいともいわれているのです。

また、精密に作られている機械式時計特有の弱点が、強い衝撃です!

機械式時計の場合は、落としたりぶつけたりといった衝撃を与えることで、時間がずれてしまったり部品が壊れたりといった危険性がより高く、腕時計の寿命に関わってきます。

さらに、機械式時計を長期間使用しない場合には、ムーブメントに使われている機械油が固まって劣化することもあるため、3ヶ月に1度を目安にゼンマイを巻いて動かす様にしましょう!

保管する際には、磁気や高温多湿を避けるのはもちろんですが、ワインディングマシーンや安定したところで保管しておくと安心ですね!

腕時計の電池の寿命 まとめ

腕時計の電池の寿命についてのまとめです!

●クォーツ時計

  • 電池の種類や機能により電池の寿命が異なる
  • 磁気、高温多湿な場所を避ける
  • 時計を使わない場合には電池を抜いて保管する

●機械式時計

  • 磁気、高温多湿な場所を避ける
  • 強い衝撃を与えない
  • 3ヶ月に1度を目安にゼンマイを巻いて動かす


大切な腕時計を適切な方法で使用・管理すれば、電池と腕時計の寿命をより伸ばすことができます!
今回の記事を参考に、生活スタイルについて振り返ってみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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