「インデックス」と言われてすぐに何の事かわかりますか?日本語にそのまま訳すと「索引」という意味になりますが、時計の用語の一つに「インデックス」という言葉があるんです。これは時計にとって最も重要とも言えるものですが、何のことなのでしょうか。

・「インデックス」とは何か?

インデックスとは文字盤にある時や分を示す目盛りや数字のことです。数字だけでなく、マークなどが使われることもありますし、目盛りや数字などが全く無い、フラットなデザインのものもあります。こうしたインデックスのデザインも、時計のブランド価値や個性を決める重要なポイントになっているのです。

・インデックスの種類について

出典:http://www.watchonline.jp/

一般的なインデックスの種類としてはいくつかありますが、よく見かけるのがバーというデザインだと思います。バータイプのインデックスは、バー(棒)で目盛りを表しています。バーの太さや長さはモデルによって異なり、規定は特にありません。ドレスウォッチによく見られており、シンプルかつシャープな印象を与えるインデックスです。またロレックスのサブマリーナとして有名なドットやポインと言われるデザインもあります。これはインデックスが丸や四角やドットになっており、それが時間を表す目盛りとしての役割を持っています。柔らかい印象を与えるデザインで、男性用の時計にも多いです。また視認性に優れているということもあり、夜光塗料が付いているということも多いです。ローマンはローマ数字のインデックス、アラビアンはアラビア数字のインデックスで前者はクラシカルな印象を与えますし、後者はドレスウォッチやミリタリーウォッチなど様々な時計に見られます。フランク・ミュラーなどはこうしたアラビアンインデックスをデザインと合わせて独自性を出しています。その他にもトライアングルと言われるインデックス、ダイヤなどの宝石を埋め込んだインデックスもあります。またアンティークの時計では、アンティークならではのデザインのインデックスがあります。

・豆知識「アップライト」

インデックスが文字盤の数字ということはなんとなくわかるかと思いますが、実はこのインデックス部分は各ブランドがこだわるデザインということもあって加工も様々です。一般的にインデックスは平面的なものですが、アップライト加工をしたものもあります。アップライトとはインデックスが盛り上がった物のことで、インデックスの上に金属の数字やバーを乗せて印象を変えるという手法があります。数字が浮き上がった感じになるので、そうしたデザインを好む方は注意してみると面白いですよ。