腕時計本舗が運営する『スマッシュウォッチ』編集長の前下です!

新社会人のお祝いに。誕生日プレゼントに。そんな贈り物として腕時計をもらったことがある方も多いのではないでしょうか?
 
そんな時計にも、ムーブメントによってさまざまな駆動の構造があります。普段は時計の内部の構造について意識されることはほとんどないと思います。しかし、時計にも種類によって独自の構造を持っています。
 
普段何気なく選んでいる時計も、そのほとんどは4つの種類に分類されます。今回にこの4種類を知ることで、より時計の理解を深めて時計選びを楽しんでくださいね!

時計のムーブメントとは?

時計には、「ムーブメント」と呼ばれる時計のケース内部に収められている動力機構部分があります。
 
このムーブメントの駆動方式には、主に「機械式時計」「クオーツ式時計」の2種類があります。機械式時計は、巻かれたゼンマイが元に戻る力を利用して駆動する時計で、クオーツ式時計は電池を動力源として時計になります。
 
今回は、次の4種類の駆動の仕組みを見ていきましょう!
 
①手巻き式時計
②自動巻き式時計
③クオーツ式時計
④電波時計

機械式時計の2種類「手巻き式」と「自動巻き式」

機械式時計は、すべての時計の基本になります。機械式時計は、シンプルな構造でパーツもそこまで多くありません。しかしそのパーツは一千分の一mm単位で設計されており、熟練の職人技によって入念な調整を経て組み立てられています。
 
機械式時計は、さらに「手巻き式」と「自動巻き式」の2つの種類に分かれています。ここではそれぞれの仕組みを見ていきましょう!

手巻き式時計

手巻き式は、ゼンマイが完全に巻き上がった状態からは、約40~50時間の間動き続けるのですが、そのためには40~50回程度リューズを回す必要があります。手動でゼンマイを回して動かす時計になるので、ゼンマイが戻ると、動かなくなってしまいます。
 
手巻き式の時計は、自動巻きに比べて軽量で薄く作ることができるメリットがあります。

出典:宝石・時計いのうえ

自動巻き時計

自動巻きは、自らリューズを巻く手間を省き、腕を動かすことでゼンマイが巻き上がる仕組みになっています。しかし、腕を動かす量が少なかったり、ずっと部屋に置きっぱなしにしていると止まってしまうこともあります。
 
仕組みについては、手巻き式と自動巻き式はゼンマイを巻き上げるメカニズムが違うだけで、時計を駆動させている構造そのものはほとんど同じになります。


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出典:宝石・時計いのうえ

電池で動く“クオーツ式時計”の仕組み

クオーツ式時計は、水晶が内蔵されており、その水晶に電圧がかかると振動が生じます。この振動数がIC回路へと伝えられ、ステップモーターが歯車を回して針を1秒ずつ進めるというものです。
                                         
クオーツ式時計は、機械式時計に比べて飛躍的に精度は向上しており、月に平均で20秒前後程度の誤差しかありません。機械式時計の場合では、1日に10数秒の誤差が生じるので、以下にクオーツ式の時計の精度が高いかよく分かりますね!
 
IC回路による時刻の計算なので、非常に狂いにくいという特徴があり、大量生産にも向いているというメリットもあります!


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出典:時計の基本がわかる教科書

最高精度!“電波時計”の仕組み

クオーツ式の時計よりも更に精度を高めたものが、この電波式時計になります。電波時計は何と、10万年に1秒しか狂わないと言われています!驚異の精度ですね!
 
電波時計は、標準電波を内蔵アンテナで毎日受信し、自動的に時刻やカレンダーを修正する機能を持つ時計です。受信された電波は、時計内の受信ICでデジタルデータへと変換され、CPU(処理装置)へと送信されます。そしてCPUが時刻コードから時刻情報を分析し、モーターが時刻を自動調整してくれる仕組みです。


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出典:時計の基本がわかる教科書

時計のムーブメントの仕組み まとめ

今回にご紹介してきたように、時計は精度を高めるために進化を遂げ、様々な構造のものが生まれてきました。また、現在でもさまざまな機能が付け加えられた時計も次々に生まれています。
 
これから時計の購入を検討されている方は、改めて時計がどんなメカニズムで動いていて、どのタイプの時計が自分に合いそうなのかを考えてみてはいかがでしょうか?