知っておきたい時計知識「ケース」編
知っておきたい時計知識「ケース」って何か知ってますか?
腕時計をファッションのワンポイントとして使用している方も多いですが、そんな馴染みのある腕時計でも意外と知らないことも多いです。今回は「ケース」について紹介します。
・「ケース」ってそもそも何だ?
腕時計をしていると、文字盤やベルトのデザインなどに目が行くことが多いですが、それよりも重要なのは「ケース」の形だ!という人も時計愛好家の中には多くいます。ケースとは、ダイアルやムーブメントといった文字盤の中の部品を保護している外側の部品の事です。ケースの形によって文字盤の形も異なります。
・「ケース」の種類
ラウンドタイプの時計 |
トノータイプの時計 |
スクエアノガレタイプの時計 |
レクタンギュラータイプの時計 |
オクタゴンタイプの時計 |
クッションタイプの時計 |
オーバルタイプの時計 |
シリンダータイプの時計 |
フレアードタイプの時計 |
アーモンドタイプの時計 |
出典:https://www.watchonline.jp/contents/dictionary/case/index.html
ケースには様々な形があります。ラウンド型はロレックスのサブマリーナやIWC のポルトギーゼと言った種類が有名です。またトノーという樽型のケースはフランク・ミュラーのカサブランカでよく知られています。その他にもスクエア、レクタンギュラー、オーバル、シリンダーといった様々な形があります。レクタンギュラーだとカルティエのタンクアメリカン、スクエアだとタンクフランセーズ、オーバルだとベニュワールといったように、そのデザインや形が腕時計のモデルの軸そのものとなっているとも言えます。特にレクタンギュラーやオーバルは女性向けのウォッチに多いケースで、細いベルトと相性が良いので、エレガントにもシックにも合わせることができます。こういった時計の種類で自分の好みの新しい時計を見つけるのも良いですし、自分が持っている腕時計のケースの種類をしっかり認識して、ふとした瞬間に話せるというのもかっこいいですね。
・TPOにあわせたケース
仕事の場面やプライベートでなど、シーンによって使い分ける必要がある腕時計。ケースのみで判断することはあまりないですが、TPOをわきまえて選ぶ必要があるというのも事実です。ビジネス用時計として利用する際は、男性はラウンド型の腕時計を使用する方が多いです。ベルトは太めでタグ・ホイヤーやロンジン、セイコーといったラウンド型のビジネス時計が好まれます。これは女性も同じでシンプルかつ実用的なデザインの時計が好まれます。ケースを見ながらTPOに合わせた時計を選ぶのも大事なことです。トノー型のケースも悪くないですが、ブランドがはっきりわかりすぎるデザインはおすすめしません。
・ケースの素材にもこだわってみよう
ケースは外装としての役割も重要ですが、その素材も実に多種多様です。ステンレススチールやアルミニウム、プラチナやチタニウムといった様々な金属の素材が使用されることで時計としての光沢やデザイン性を演出しています。ゴールドを用いた合金を使用したケースは華やかな印象になり、パーティーなどの場でも使用することができます。ステンレススチールやアルミニウム、チタニウムを利用したケースだとかっちりした印象になるのでビジネスの場で使われることが多いのです。
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