腕時計といえば、機械式をはじめとするアナログ時計を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。腕時計には、大枠としてアナログとデジタルの2種類が存在します。デジタル腕時計も魅力的かつ利便性に優れたものですが、アナログほど浸透している印象は受けません。
 
その理由は、至ってシンプルです。スマートフォンや携帯電話などの時刻を確認できるデジタルツールが普及したことから、腕時計の主流になれなかったのです。しかし近年では、そんなデジタル腕時計が再び注目を集めています。
 
ここ数年の例でいうと、日本の腕時計ブランドであるカシオの腕時計が、海外で大人気。同メーカーのデジタル腕時計は「チープカシオ」と呼ばれ、世界的なブームとなっています。ここでは、デジタル腕時計の特徴や魅力について、改めてご紹介します。

■実用性も抜群の薄型デジタル腕時計

近年では、ファッションアイテムとして注目されることの多いデジタル腕時計。その優れた実用性は、アナログ腕時計の追従を許しません。
 
例えば、アナログ腕時計に比べると、より薄型で軽量なものが多く、身体的な負担が大きく軽減されます。「たかが腕時計の重み」と思われるかもしれませんが、身につけること自体が腕や手首への負担となり、次第に蓄積されていくものです。
 
例えば、一日身につけていた腕時計を外してみて、腕が軽く感じられるようであれば、それはダメージ蓄積のサイン。そういう方にこそ試していただきたいのが、軽量で手首への負担が少ないデジタル腕時計なのです。
 
もうひとつの特徴として、デジタル腕時計の精度があげられます。デジタル腕時計の精度の高さは折り紙つきで、常に正確な時間を把握する必要があるのであれば、これは重要なポイントとなります。
 
もうひとつ、デジタル腕時計ならではの大きな魅力があります。それは、文字によって時間が表記されるという点です。デジタルにはアナログにない実用性を持っているので、ファッション性以外の点にも注目すると、よりデジタル腕時計の魅力がみえてきます。

■意外と知られていない?高級ブランドのデジタル腕時計

上述した通り、デジタル腕時計に対してチープなものをイメージしている方も多いはず。大量生産が容易であるため、リーズナブルな価格のモデルが充実しているのもデジタルウォッチの魅力となっています。100円ショップでも、購入が可能です。
 
もっとも、名の知れた高級腕時計ブランドもデジタル腕時計を開発し、販売しているのはあまり知られていません。例えば、世界的高級ブランドであるオメガも、代表モデルであるスピードマスターの名を冠したデジタル腕時計を以前発表しました。残念ながら現在は製造されていませんが、マニアの間で評価が非常に高く、復刻が待望されているモデルのひとつです。
 
この他、ブライトリングやタグホイヤー、ユンハンス、ティソなどの有名ブランドもデジタル腕時計を発表しています。中には、デジタルとアナログを組み合わせ、それぞれの長所をミックスした「アナデジ」と呼ばれるタイプまで存在しているのです。
 
電子ペーパーといった新技術の登場や、スマートウォッチの普及が進んでいる現在において、今後は従来モデルと一味違う斬新なデジタル腕時計が誕生するかもしれません。腕時計の未来を見据えるためにも、注目しておきましょう。

■デジタル腕時計という選択肢を

腕時計選びの際に、デジタルという選択肢を加えることで、より自分に合ったモデルと出会えるかもしれません。今一度、“安っぽい”というネガティブなイメージを捨て、幅広い視点で腕時計を探してみてはいかがでしょうか。