日本が誇る時計ブランド「セイコー」の歴史には、すばらしい技術者魂が見られます。実用性を追求したことで新しいムーブメントが次々に生み出され、世界を驚かせてきました。
ここでは、「これぞジャパニーズウォッチ」というべきセイコーの腕時計の魅力や特徴についてご紹介します。

■世界最高峰の機械式時計「グランドセイコー」

明治14年に創業した「精工舎」が、世界的にも有名な腕時計メーカーとなったセイコーの始まりです。当時から日本唯一の総合時計工場として活躍し、銀座4丁目のランドマークである時計塔の時計も、精工舎が作りました。
 
関東大震災後、復興を遂げてセイコーと会社名を変えます。そして1960年、それまでの技術を集約させ、初代グランドセイコーを発表。スイスを中心として発展してきたヨーロッパの時計業界にその名をとどろかせました。世界最高峰の日本製高級上時計、グランドセイコーの誕生です。

■実用時計の頂点に昇りつめたセイコーの魅力とは

セイコーが初めてスイス天文台クロノメーター・コンクールに挑戦したのは、1964年。機械式時計の制度を競うこのコンクールで、3年後にはセイコーが上位を独占するまでになっています。
 
グランドセイコーが実用時計として世界の頂点へと上り詰めた背景には、このように努力を惜しまない職人たちの技とアイデアがありました。
 
自社開発にこだわり生まれた、9Sメカニカルは、完全にセイコー自社製造で作られた機械式時計の超高精度ムーブメントです。続いて、1969年、世界に衝撃を与えたのがセイコーの発表した9Fクオーツのムーブメントを搭載したV.F.A.でした。この発明によって、多くの腕時計メーカーが機械式からクオーツ式腕時計に移行していきました。
 
その後、1999年にセイコーはスプリングドライブを発表します。それを改良した、キャリバー9R65は、自動巻き機構と72時間のパワーリザーブが特徴です。機械式のメカニズムで発電し、クオーツ式の原動力とするムーブメントの開発は、画期的な偉業といえます。
 
実用性を追求して生まれたジャパニーズウォッチの誇りは、そのままセイコーの魅力となっています。

■セイコーが誇る代表モデル

以下では、実用性と技術力の高さで世界からの注目を集める、セイコーの代表モデルをご紹介します。
 
【メカニカル】
メカニカルは、セイコーの機械式時計のスタンダードでシンプルなモデル。渋みのあるデザインは、ジャパニーズウォッチの品格を表しています。変わらぬ魅力で、国内だけでなく海外からの人気も高いシリーズです。
 
【グランドセイコー9Fクオーツ】
クオーツ式を極めた、グランドセイコーの人気シリーズ。ツインパルス制御モーターによる力強い針の動きが楽しめます。グランドセイコー9Fクオーツは、機械式と合わせてほしくなるセイコーのクオーツ式腕時計です。
 
【グランドセイコー スプリングドライブ】
核心的なムーブメントを搭載した、グランドセイコーのクロノグラフモデル。スポーティーさをみせるデザインは、アクティブな男性におすすめです。スプリングドライブによる実用性と、男っぽさを感じさせるデザインも魅力です。
 
【ガランテ】
スプリングドライブのムーブメントをラグジュアリーなデザインで包み込む、ガランテシリーズ。紳士が持つにふさわしい、セイコーのプレミアムウォッチです。デザイン性の高さには、世界的な注目が集まります。
 
 
腕時計大国スイスにも引けを取らない技術力を証明したセイコーの腕時計。実用性を追求した3つのムーブメントを生み出し、世界を驚かせました。
ジャパニーズウォッチの名門が誇る「グランドセイコー」。今や不朽の名作として、その魅力を世界に認められています。