揺れる火や、滝を流れる水、物理の実験や、インテリアで利用されるニュートンのゆりかごなど、大しておもしろい訳では無いけど、ずっと見ていても飽きないものって世の中に幾つかあると思います。
「大しておもしろく無いけど見ていて飽きないもの」に、NASAの開発した素材と、ディズニーから学んだ映像技術が融合し「おもしろく、見ていて飽きない珍しい時計」が開発されました。この時計が世界限定24台、一つ約100万円で発売されていますのでご紹介します!

出典:Ferrolic | Where digital meets nature.

まるで⽣き物を飼っている感覚!?

今回紹介する時計は、オランダのデザイナー、ゼルフ・クーマン氏がデザインした「Ferrolic(フェロイック)」と言う時計です。
金属フレームで出来た長方形のボディに、黒い文字で時間が表示されるという非常にシンプルな時計となっています。
この時計の最大の特徴は、時刻を表示する文字にがあり、NASAの開発した「磁性流体」素材が使用され、その動きはディズニー作品から学んだ「生きているようなアニメーション」技術で作られています。
ディズニー作品の技術を使ったと言われる時計の動きは、複数の黒い生き物が主人の為に力を合わせて時刻を表示しているかのようで、水槽で黒い謎の生き物を飼っているような不思議な感覚になる時計です。

出典:Ferrolic | Where digital meets nature.

驚きの動きがこちら


動画(外部サイト):http://www.ferrolic.com/

少しずつ個体に別れたり、一つにまとまったりしながら時刻をつくりだして行きます。
時間を表示するだけでは無く、表示する必要が無い間は、動物でも、植物でも無い不思議な生き物が「生命を謳歌する様子」を見ているような不思議な光景を作り出します。独特の動きとバリエーションの豊富さで、まさにずーーっと⾒ていられる不思議な時計となっています。

出典:Ferrolic | Where digital meets nature.

ナチュラルダイナミックス

この動きは、磁性流体素材の独特な動きと、その動きを最大限に表現する為の映像技術によって作られています。デザイナーのクーマン氏によると、もっともこだわった点は、ダイナミックで、自然な動き「ナチュラルダイナミックス」をどう表現するかということだったと語っています。ディズニーの映像の特徴の一つにデフォルメされた表現と、リアルな表現をミックスさせると言う手法がありますが、フェロイックでは、デフォルメされた「黒い塊」が「リアル」に動き回ると言う対照的な表現となっており、このミスマッチな部分に独特の魅力を感じるのかもしれません。

出典:Ferrolic | Where digital meets nature.

まとめ

今回の記事ではシンプルながら作りこまれたコンセプトで見ている人を魅了する「フェロイック」についてご紹介いたしました。
世界限定24個、更に約100万円以上もする価格設定でなかなか手が出しにくいものかもしれませんが、一度本物を見てみたいと思える不思議な時計でした。