世界中で長年使われている腕時計ですが、その腕時計にも機械式とクオーツという2つの種類があることを知らない方も多いのではないでしょうか。一般的にスポーツタイプの腕時計やレディースのものにはクオーツが多く、メンズの本格的なものには機械式が多い理由は何なのか。それぞれの特徴などと交えてご紹介したいと思います。

ムーブメント

まずはクオーツと機械式のムーブメントの違いから見てみましょう。そもそもムーブメントとは何かというと、時計の中身のことです。クオーツの腕時計は電池と電子回路によって針を動かしているのに対し、機械式の腕時計はゼンマイがほどける力を使うことによって針を動かしています。クオーツは1秒毎に針が動きますが、機械式の場合は秒針が止まらずに動き続けているので、簡単に見分けることが出来ます。クオーツは回路が死んでしまうと回路の交換をする以外に修理方法が無いため、10年〜20年が寿命と言われています。一方で機械式は適切に取り扱っていれば数十年単位で使い続けることが出来るため、自分の子や孫に譲ることも出来ます。

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クオーツのメリット・デメリット

ムーブメントの違いが分かったところで、クオーツのメリットとデメリットからご紹介します。クオーツのメリットとしては、機械式の時計と比べると非常に安い値段で手に入ること、ショック耐性と精度が高いこと、メンテナンスにかかる費用が安いことなどが挙げられます。クオーツの中にもブランド物からノンブランドの物まで幅広い価格の時計がありますが、機械式の時計と比較すると非常に安い値段になっています。また、1000円程度で売っているクオーツ時計でも月差±20秒程度しか誤差が無く、機械式時計は日差±10秒が一般的なことから考えれば、クオーツが圧倒的な精度を誇っていることはわかるかと思います。ショック耐性に関しては、機械式時計の場合2mの高さから落とせば大抵の場合故障しますが、クオーツの場合は2m程度の高さから落としても故障してしまうことはほとんどありません。デメリットとしては大半が工場で大量生産されているためデザインに面白みが無いことと、寿命が短いことが挙げられます。

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機械式のメリット・デメリット

最後に機械式のメリットとデメリットについてご紹介します。機械式のメリットとしては、趣味性とステイタスが高いことと、数十年単位で使える寿命の長さが挙げられます。50万円以上するような高額の腕時計はほとんどが機械式なので、趣味性とステイタスは当然高くなります。寿命に関しては摩耗しやすい一部のパーツを定期的に交換することによって、数十年単位で使い続けることが可能です。ただし、毎日使用し続けて50年も持つかと言うと、正直難しいところではあります。長期間使用していると機械やケースに錆びが出てしまい、そうなると修理自体が出来なくなるか、修理するよりも新品を購入した方が安くなることがあります。デメリットは価格・メンテナンス費用が共に高いことと、衝撃に弱いこと、2日使わないとゼンマイが止まってしまうことなどが挙げられます。機械式時計は非常に繊細な作りになっているので、机から落としたりしただけで簡単に故障してしまいます。また、ゼンマイの持続時間は2日も無いので、例えば金曜日に時計を外して月曜日まで使わなかったりすると止まってしまいます。

まとめ

最近ではスマートフォンなどの携帯端末でいつでも時間を見ることが出来るため、腕時計を付けないという方も多くなってきています。しかし、場所によっては電子機器を持ち込めない場合などもありますし、腕時計は今後も欠かすことの出来ないアイテムと言えるのではないでしょうか。まだ腕時計を持っていない方は、自分に合った腕時計を探してみましょう。