< STORY > ボクシング界から身を退いたロッキーは、今は小さなイタリアン・レストランを経営している。愛妻エイドリアンはすでに病で他界し、息子 Jr.も有名人の父に反発して家を飛び出していった。 亡き妻との思い出にすがって生きるロッキーは、彼女の命日に墓参りをし、自らの胸の奥底にまだ情熱がくすぶっていることに気づく。心の喪失感を埋めるように、再びプロ・ボクサーのライセンスを取得するロッキー。そんなときテレビ局が往年のロッキーと無敵の現役世界チャンピオン、ディクソンの強さを比較するシミュレーション番組を放送したことから、両者の対戦企画が持ち上がる。ロッキーはある決意を胸に秘め、数万人の大観衆が熱狂するラスベガスのリングに上がるのだった…。
NEVER GIVE UP 自分をあきらめない 『ロッキー・ザ・ファイナル』は過去のシリーズ作とは一線を画し、 30年前の歴史的名作のスピリットをスクリーンに甦らせた作品だ。ロッキーが地元フィラデルフィアの街をさまようシーンでは、かつてエイドリアンと出会ったペットショップや、彼女と初めてデートしたスケート場のエピソードなどを再現。そのほかにも『ロッキー』を愛するファンならば胸締めつけられること必至の名場面が多数ちりばめられている。また、相手の挑発や復讐などの理由でリングに復帰するのではなく、プライドと尊厳をもって無謀な大試合に身を投じるロッキーの清々しいまでの闘魂が、観る者の熱い共感を誘う。そもそも『ロッキー』は主人公がクライマックスの決戦で“勝利しない”点で異色のスポーツ映画だったが、今回はシリーズ最高となる忘れ難いラスト・シーンが用意されている。
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