カシオ Gショック時刻合わせ!各モデルの操作方法を専門店が解説
お洒落な腕時計を手に入れたいけど、時刻を合わせるのが不得意ということで購入を諦めている方、実は少なくありません。ヘビーユーザーからすれば、ちょっと驚きの事実ですが、本当のこのような方もいるのです。
現在、多くの若者に支持されているGショックをはじめとする高機能ウォッチでは、時刻合わせも非常に簡単に進めることができ、基本的にはストレスに感じることのほうが稀でしょう。
それでも、今回はそのようなビギナーの方のために、Gショックを例に挙げた時刻合わせの方法をご紹介するとともに、Gショックのモデルごとの合わせ方法についても深く見ていきます。
Gショックの時刻合わせ方法
まず、Gショックの時刻の合わせ方を見ていきますが、その前にGショックでの設定に必要なボタンの位置をチェックしてみましょう。
基本的には、上のように配置された4つのボタンを使って時刻を調整・設定するパターンが多いですが、機種によってはボタンの表示が異なったり、使用するボタンが少なかったりする場合もあります。
時刻合わせモードに変更
さて、Gショックで、時刻合わせモードに変更するには、画像左上にある、①のADJUSTボタンを、以下の画像のように長押ししてみましょう。
ここで重要なのは、力を入れてしっかりと押すことです。人によっては押しが足りないことで、モードが切り替わらないこともあるので注意したいところです。
設定したい時刻合わせ項目の選択
次に、画像左下にある、②のMODEボタンを押します。このボタンを押すごとに時刻合わせしたい項目を順番に移動させることができ、点滅している項目は、それが設定可能であることを意味します。
設定できる項目は、モデルの機能性によって若干異なる場合もありますが、基本は、都市→24H→秒→時→分→日付 という流れで移動していくでしょう。
時刻の変更
そして、実際に時刻の項目を変更するには、画像右上にある③のRESETボタンと、画像右上にある④のSTARTボタンを操作することで、変更項目の数値を進めたり、戻したりすることができます。ここでは、③RESETボタンを押すと数値を戻し、④STARTボタンを押すと数値を進ませます。(※ 画像は、「時」の変更にて、④STARTボタンを押すと数値を進ませるパターン)
また、先に少し触れましたが、機種によっては、③REVERSE/④FORWARDと説明されている場合もあり、さらに、③START・STOPと説明される場合もあれば、④もボタンを時刻設定に使用しない場合もあるでしょう。
時刻合わせモードの終了
時刻の設定がすべて完了したら、画像左上にある①のADJUSTボタンを再度押せば、時刻合わせモードを終了させてください。
この後は、通常の時間運営へと変わりますが、時刻合わせを再度行わなければならない場合は、これまでのプロセスを繰り返すことになります。
各モデル対応の時刻合わせ
さて、ここからは具体的な各モデルの時刻合わせをチェック。上でご紹介した流れはごく一般的なものであり、すでに触れたように、異なるボタン名称で表示されているものあります。
また、電波通信モデルであっても、万が一の通信不良により、手動設定を余儀なくされる場合もあるのです。ここでは、実際の説明書の内容を参考に、時刻の合わせ方をより分かりやすく説明しましょう。
Gショック「DW-6900/GM-6900」の時刻の合わせ方 説明書No.3230 / 3232
【秒を修正する場合】
- 画像左上にあるADJUSTボタンを押すと秒が点滅
- 点滅部分が修正可能であることを確認
- 画像右下にあるSTART・STOPボタンを押すごとに0秒から変更可能 (※ 秒が1~29秒の場合は、その分の0秒から変更可 ※ 秒が30~59秒の時は、1分繰り上がって0秒から変更可)
- 画像左上にあるADJUSTボタンを押して変更終了
【時・分およびカレンダーを修正する場合】
- 画像左上にあるADJUSTボタンを押すと秒が点滅
- 画像左下にあるMODEボタンを押すごとに点滅する部分が、「時」⇒「分」⇒「年(西暦下桁)月」⇒「日」と変更(※ 修正部分は何度でも変更可)
- 画像右下にあるSTART・STOPボタンを押して修正(※ START・STOPボタン押すごとに数値を1つずつ進んで変更でき、押し続けたままにすると数値の進むスピードが加速させられますが、数値の逆戻りは不可)
- 「時」が点滅している際、画像中央下にあるフロントのLIGHTボタンを押すことで、12/24時間制表示を切替
- 修正後、画像左上にあるADJUSTボタンを押して変更終了
Gショック「DW-5600/GM-5600」の時刻の合わせ方 説明書No.3229 / 3421
【秒を修正する場合】
- 画像左上にあるADJUSTボタンを押すと秒が点滅
- 点滅部分が修正可能であることを確認
- 画像右上にあるSTART・STOPボタンを押すごとに0秒から変更可能(※ 秒が1~29秒の場合は、その分の0秒から変更可 ※ 秒が30~59秒の時は、1分繰り上がって0秒から変更可)
- 画像左上にあるADJUSTボタンを押して変更終了
【時・分およびカレンダーを修正する場合】
- 画像左上にあるADJUSTボタンを押すと秒が点滅
- 画像左下にあるMODEボタンを押すごとに点滅する部分が、「時」⇒「分」⇒「年(西暦下桁)月」⇒「日」と変更(※ 修正部分は何度でも変更可)
- 画像右下にあるSTART・STOPボタンを押して修正(※ START・STOPボタン押すごとに数値を1つずつ進んで変更でき、押し続けたままにすると数値の進むスピードが加速させられますが、数値の逆戻りは不可)
- 「時」が点滅している際、画像右下にあるLIGHTボタンを押すことで、12/24時間制表示を切替
- 修正後、画像左上にあるADJUSTボタンを押して変更終了
Gショック 「GA-110」の時刻の合わせ方 説明書No.5146
アナデジモデルのため、基本的にデジタルの時刻にアナログ針が調整される仕組みになっていますが、万が一デジタルの時刻とずれている場合は手動による基準位置調整を行います。
【都市コードの変更】
- 時刻モード(※ モードの切り替えは、画像左下にあるMODEボタンで可能)の際、画像左上にあるADJUSTボタンを3秒間押し続ける
- デジタル上部でホーム都市が点滅(※ 画像右下にあるFORWARDボタンを押すごとに都市コード(日本は「TYO」)が変化して進み、画像右上にあるREVERSEボタンを押すごとに戻り、押し続けると加速可能)
【サマータイム(DST)のONE/OFF】
- 画像左下にあるMODEボタンを押すことで、デジタル上部でDST、デジタル下部でONE/OFFが点滅
- 画像右下にあるFORWARDボタンを押すごとに、ONE/OFFを切替(※ 日本では必要がないので、OFFに設定)
【12/24時間制表示・時刻・カレンダーの修正】
画像左下にあるMODEボタンを押すことで、修正したい部分を点滅(MODEボタンを押すごとに点滅部分が移動し、【ホーム都市変更設定⇒サマータイム設定⇒12/24時間制切替⇒「秒」⇒「時」⇒「分」⇒「年」⇒「月」⇒「日」⇒ライトの点灯時間】の準備切替)
A.12/24時間表示の切替
- 画像右下にあるFORWARDボタンを押す
- デジタル上部で「12H」・「24H」をFORWARDボタンを押すごとに切替
B.秒合わせ
画像右下にあるFORWARDボタンを押して変更可能(※ 秒が1~29秒の場合は、その分の0秒から変更可 ※ 秒が30~59秒の時は、1分繰り上がって0秒から変更可)
C.時・分・年・月・日の修正
点滅部分が修正可能(※ 画像右下にあるFORWARDボタン押すごとに数値を1つずつ進んで変更でき、画像右上にあるREVERSEボタン押すごとに数値を1つずつ戻り、それぞれ押し続けたままにすることで数値の進むスピードを加速可能にて、曜日は自動修正)
【修正の終了】
画像左下にあるADJUSTボタンを押すことで、点滅停止後に終了
Gショック 「AWG-M100」の時刻の合わせ方 説明書No.5230
【都市コードの変更】
- 時刻モード(※ モードの切り替えは、画像左下にあるMODEボタンで可能)の際、画像左上にあるADJUSTボタンを約2秒間押し続け、[ADJ]表示されたらボタンを離す
- 画像右上にあるREVERSEボタンと画像右下にあるFORWARDボタンを押して都市コードを選択(※ 都市コードと都市名はスクロール表示され、画像右下にあるFORWARDボタンを押すごとに都市コード(日本は「TYO」)が変化して進み、画像右上にあるREVERSEボタンを押すごとに戻り、それぞれ押し続けると加速可能)
- 都市コードと都市名が表示され、ホーム都市変更の完了
- 針が自動で適切な位置に移動
【サマータイム(DST)設定の変更】
- 画像左下にあるMODEボタンを押して、サマータイム(DST)の設定へと切替
- 画像右下にあるFORWARDボタンを押して、サマータイム設定を選定
【12/24時間表示設定の変更 】
- 画像左下にあるMODEボタンを押して、12/24時間表示の設定へと切替
- 画像右下にあるFORWARDボタンを押して12/24時間表示の設定を選定
【秒、時、分、年、月、日の設定の修正】
- 画像左下にあるMODEボタンを押すごとに、「秒」⇒「時」⇒「分」⇒「年」⇒「月」⇒「日」と設定項目が点滅移動
- 「秒」は画像右下にあるFORWARDボタンを押して[00]にリセットし、「時」、「分」、「年」、「月」、「日」は、画像右上にあるREVERSEボタンと画像右下にあるFORWARDボタンを使って修正
【その他項目の変更】
- 操作音の切替
- ライト点灯時間
- パワーセービング設定の変更
※ 上記はともに、画像右下にあるFORWARDボタンを押して設定してください
【設定変更の終了】
画像左上にあるADJUSTボタンを押して、設定変更の終了
▼紹介モデル「AWG-M100SB-2AJF」商品ページはこちら
Gショック 「GST-B100」の時刻の手動での合わせ方 説明書No.5513
【時刻合わせのためのリューズのロック解除】
- リューズを2段引く(※ ねじ込み式の場合は、手前に回してロック解除が必要)
- 腕時計の時間が午前の場合は秒針が「A」、午後は「B」に移動
- 「時」・「分」が修正可能な状態へと変化
【時・分の修正】
リューズを回して変更すると、時刻に合わせてデュアルタイムも自動修正(※ ただし、小時分針が動いている間のリューズ操作は不可)
【月・日の修正】
- 画像左上にあるMODEボタンを押すことで、「月」・「日」が修正可能な状態へと変化
- 画像右上にあるLIGHTボタンを押すことで、「月」を修正
- リューズを回して「日」を修正
【年の修正】
- 画像右上にあるLIGHTボタンを押すことで、「年(10の位)」が修正可能な状態へと変化
- リューズを回して「年(10の位)」を修正
- 画像右上にあるLIGHTボタンを押すことで、「年(1の位)」が修正可能な状態へと変化
- リューズを回して「年(1の位)」を修正
【設定変更の終了】
今日の時報などに合わせて、リューズを元の位置に押し込む(※ ねじ込み式は、ロックも忘れないようにする)
▼紹介モデル「GST-B100D-1AJF」商品ページはこちら
まとめ:Gショック時刻合わせ
いかがでしたでしょうか。順を追って再確認してみると、Gショックは意外にスムーズに時刻合わせができますね。重要なのは、それぞれのシリーズごとに、一定の設定パターンが存在することをまず認識すべきだということです。
また、Gショック以外のモデルにおいても、時刻合わせの設定はパターン化されており、一旦この感覚を認識してしまえば、基本的には多くのモデルで設定に迷いが生じないことになります。
もちろん、将来的には、自動設定がより標準化されていくことは間違いないので、Gショックの時刻合わせは完全にストレスフリーになることでしょう。
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