電池切れの腕時計は買取してもらえるのか？ 査定不可になる原因を解説

人気の腕時計は常に需要があり、特に高級モデルは買取がなされやすいとされます。昨今は、投機的に腕時計を購入される場合もあり、各オーナーが常に需要の高いモデルを求めていると言えるのです。

しかし、買取サービスもプロですので、買取が必要な腕時計の見極めにはやはり独自の基準を持つことは必然。その中でも、電池切れは1つの重要な要素と言われており、サービス体によっては買取金額にも影響をおよぼすとされます。

今回は、電池切れの腕時計の買取について、詳しくお話をしていくとともに、その買取対策を含め、買取サービスの立場での実情についてもチェックしてみましょう。

電池切れは時計買取で「不可」と判断されてしまうこともある

まず注意しなければならないのは、腕時計の電池切れにより、買取サービスによっては買取不可になってしまうケース。これは、一見すると買取希望者側が一方的に悪いと思われそうですが、実はそうではない場合もあるでしょう。

実は、買取サービスの中には、腕時計の作動状況をきちんと把握できなかったり、そもそも電池切れで作動していないのかさえもチェックすることができない業者もいるとされます。逆に言えば、電池切れではないのに、電池切れと判断されてしまうこともあるようです。

もちろん、電池切れを正確に認識した上であっても、在庫として腕時計を長期保管することによる液漏れの発生を不安視する業者も少なからず存在し、やはり作動しない状態のままに査定を進めることに強く抵抗感を持つところも多くなる傾向にあります。

腕時計が動かなくなる原因とは

しかし、普通に考えてみますと、腕時計が作動しなくなる原因は電池切れに限ったことではなく、専門家が見ればもっと別の部分に大きな要因がある場合も。

つまり、単純な電池切れではなく、その他のパーツの不具合かもしれませんし、突発的な衝撃によって引き起こされたものかもしれません。

また、電池切れとパーツの故障を同時に引き起こしているケースもありますし、結局は実際に交換してみないと正確な原因を特定できないこともあるでしょう。そういう意味では、安易に電池切れと判断してしまう業者になると、少々不安な面も残ります。

電池切れの腕時計の買取してもらうには

設備が整っている店舗を選ぼう

さて、上記のような、腕時計が作動しない原因が、電池切れだけにとどまらないとすれば、やはり買取を依頼する場所も徹底的に選ぶ必要が出てきます。

特に、腕時計のメンテナンスを直接行うことができる設備を持った業者を選ぶことはとても重要で、仮に電池切れの腕時計の買取を依頼しても不可になりにくい実情があるからです。

また、このような業者は、店舗内に修繕・修理ができる設備を整えている場合も多いので、買取そのものを積極的に進めてくれることも。それは、原因が電池切れでなかった場合でも同じことが言えるでしょう。

時計に関する知識が豊富

そして、仮に電池切れが故障原因であっても、腕時計そのものの価値をしっかりと判断・認識できることも重要。それには、やはり専門的な知識が豊富でなければならず、作動の有無を問わずに客観的に品定めできる業者が求められます。

腕時計にとって、機能面からすれば電池切れは重要ではあるものの、価値の把握にとっては比較的小さい要素。そのため、腕時計をきちんと抜本的に品質維持できる知識を持つ業者の立場からすれば、電池切れであることはそれほど大きな問題ではありません。

買取サービスを探される場合、このような視点を持ちながらサービス体を選ぶようにすれば、自分にマッチした業者にきっと巡り合えるはずです。

時計のチェック体制が整っている

また、上でも少し述べたように、腕時計が作動しない原因は電池切れ以外にも存在。そのため、正確な原因を確実にチェックできる体制が整っていることは、業者として必須事項となります。

買取依頼するユーザーからすれば、作動しない原因を知る由もない腕時計を依頼するというだけで、少し諦め気味に感じられることもあるもの。しかし、このような状況でも査定時に迅速に判断できるとすれば、業者への信頼感に大きく繋がっていくこともあるのです。

一般的に、時計が動かないのは、電池切れが原因だと誰もが容易に想像できること。業者に強く求められるのは、裏側にある原因の真相を追求する態度であり、この部分も業者選定の際にぜひ見極めたいところでしょう。

自社修理工房があるとさらに有利

さらに、非常に重要なのは、自社・自前の修理工房を有していること。業者によっては、修理を外部委託するパターンもあり、安定した品質維持が事実上難しくなってしまうこともあり得ます。

自社工房ですと、様々な修理に関するノウハウを長期蓄積できることで、通常のオーバーホールだけでなく、非常に特殊な修理内容にも対応しやすくなるでしょう。

このような業者は、買取の査定額においても非常に有利。買取から修理、さらには再販までを一気に行うことができるので、トータルなコストダウンを実現し、買取希望者側にも満足してもらえるのです。

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まとめ:電池切れの腕時計は買取してもらえるのか？

ここまで、電池切れの腕時計に関する買取状況について、お話を進めてまいりました。結論から申し上げると、電池切れでも問題なく買取対応してくれるサービス体は存在します。

これまで、電池切れによって買取査定額に悪影響をおよぼすのではないかと心配されていたユーザーの方は、今後は安心して買取を進められると良いでしょう。

しかし、せっかく買取をしてもらうのであれば、さらに重要視したいのが、買取希望者側が少しでもメリットを得られるような買取の仕組み。腕時計本舗のような、お得な買取サービスを継続的に利用することで、トータルでもお得な価格での買取・買替をスムーズに実現したいものです。

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